小池栄子
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 独自の視点やこだわりを持って世界をめぐる旅人たちが、その特異な体験を語る「クレイジージャーニー」(TBS系、午後9時~)は29日、エジプト考古学者の吉村作治氏が登場する。番組のMCを務めるのが、女優の小池栄子。グラビアアイドルとして知られた小池が、ホームコメディーから大河ドラマまでこなす演技派女優に上り詰めたワケとは?(こちらの記事は「AERA dot.」で2023年10月12日に配信した記事を再編集したものです。肩書や年齢などは当時のもの)

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 10月から、民放ゴールデン・プライム帯のドラマ「コタツがない家」(日本テレビ系)で初の主演に抜擢された小池栄子(42)。昨年はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」で主人公・北条義時の姉、北条政子の生涯を演じ切り、絶賛された小池。一方、バラエティーやトーク番組では、堅実に司会やアシスタントをこなすマルチプレーヤーでもある。露出の絶えない彼女だが、グラドルからどのようにして演技派女優へと上り詰めたのか。
 

 小池は芸能事務所・イエローキャブ所属のグラビアアイドルとして世に名を知られるようになった。グラビアブームに沸く2000年代には、MEGUMIや佐藤江梨子とともに事務所の看板を張るトップグラドルだった。

「若いころの小池さんと言えばグラビアと思われがちですが、実はそれ以前に女優として小さな事務所でデビューしていたことはあまり知られていません。端役ですが、織田裕二さん主演の有名ドラマ『踊る大捜査線』が芸能界デビューだったと週刊誌で報じられていました。ほどなく、その事務所がつぶれてイエローキャブに移籍、グラビアアイドルとして開花しました。身長も高く、外国人のようなグラマラスさは当時、斬新でした。またきっぷの良さや生意気な物言いはバラエティーでも重宝されるようになり、お茶の間の知名度も上がっていったのです」(スポーツ誌の芸能担当記者)

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雛里美和

雛里美和

ライター。新宿・十二社生まれの氷河期世代。語学系出版社から邦ロックシーンを牽引するライブエージェント(イベンター)を経て、独立。教育からエンタメまで幅広い分野で活動する。

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「太ったら、小池栄子はもうおしまい!」