日本人の海外旅行先として不動の人気を誇る韓国。その韓国・ソウルに住んで13年になるという「こりあゆ」さんが、これまでの韓国生活をまとめた初の著書『ソウル在住会社員&YouTuberが教える SEOULな暮らし方』を出した。会社員として働きながら、YouTuberとしても活躍中。本では、自分と同じように韓国で暮らす日本人女性たちと、「部屋探し」「大学留学」「就職」「コミュニケーション」について、リアルに語り合っている。
『SEOULな暮らし方』の発売を記念して、彼女たちの本音トークを4回に分けて配信。ソウルでのリアルライフを体感してほしい。今回は、「日韓コミュニケーション」事情をソウル在住4年のまいさん、在住10年のりささんと。
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こりあゆ 韓国人の友達との距離感ってどう?
りさ 韓国人は仲良くなると、情が厚い分すごくよくしてくれる。
こりあゆ 日本人はゆっくり親しくなるけど、韓国は関係性の詰め寄り方が一気(笑)。
まい プレゼント攻勢すごいよね。そんなにしてもらうと自分もやらなきゃと思っちゃって。
こりあゆ 韓国のおごりおごられ文化やプレゼント文化、結構好きだけど、仲良くない人にやられると負担に感じるよね。
まい ありがたいけど、本当に気の合う人とだけ、やりとりするようにしてる。距離感が近い分、ビックリなお願いをされることもあるし。この前、日本語講師をしてる生徒から「お金払うから息子の宿題やって!」って……。時々、手段を選ばず的な強さがあるよね。
こりあゆ す、すごい。でも、自分の味方にいると強くない?韓国の人の強さがいいと思う反面、敵だと怖いかも……。韓国では、男女の友情は成り立つのかなぁ。
まい うーん。韓国の男性の場合、ないなぁ。
りさ どちらかに恋人がいる状態なら男女の友情はあると思うけど、どちらもフリーな状態だとないと思う。いままで付き合った人のことを考えると、わりと「ソム」状態を経て、結局、友人から恋愛に発展してる。