「2025年には新ジャイアンツ球場『TOKYO GIANTS TOWN』も完成する予定。スカウト陣による好素材(=選手)と育成する環境の両方が揃えば、自前選手を育てた上での黄金時代到来の可能性も高い」(巨人OB)

 2010年代に圧倒的な強さを誇ったソフトバンクは育成契約から主力になった選手も多く、その“育成力”は球界で大きな注目を浴びた。昨年日本一となった阪神やリーグ3連覇中のオリックスもチームの中心選手は自前選手がほとんど。近年の流れを見ると巨人の方針も間違っていないように感じられる。あとは選手個々が巨人ブランドに自惚れることなく、地道にレベルアップを図れば結果もついてくるはず。

 ここから先、生まれ変わった“巨人の逆襲”の予感も漂う。球団の歴史を知るOBたちが全国で見つけ出した逸材たちが新たな歴史を作っていくのか注目したい。

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