また、副腎皮質ステロイドや関節リウマチそのものによって骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になりやすくなるため、カルシウムの摂取や骨粗鬆症の予防治療も大切です。
そのほか、感染対策も重要です。抗リウマチ薬による治療をしているときは免疫の働きが抑えられ、感染症にかかりやすくなります。人の多い場所に出るときはマスクをする、ワクチンで防げる病気はワクチンを接種する、十分な栄養と睡眠をとるなど、感染予防を心がけましょう。
(文/出村真理子)
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