2月5日発売のAERA2月12日増大号の表紙にはSnow Manの深澤辰哉さんが登場。初のホームドラマに挑戦中の深澤さんが、演じることへの思いや「居心地の良さが別格」というグループの仕事にかける思いなどをたっぷり語ります。巻頭特集は「叱れない社会」。職場で、子育てで、スポーツ指導で、「叱り方がわからない」「叱りにくい」など悩みが続出しています。叱り方をどうアップデートすればいいのか、いま求められる「厳しさ」とは何なのか、考えます。今年は米大統領選があります。共和党の指名候補争いではトランプ前大統領が独走中。トランプ旋風再来の背景を探ります。大好評連載「大宮エリー東大ふたり同窓会」は、新たに作家の小川哲さんをゲストに迎えました。この連載、20人目のゲストで初の作家ということで、作家の生活について大宮さんが深掘りします。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、シンガー・ソングライターのJQさんがゲスト。JQさんの「音楽をやめようとしたことがあった」という告白をめぐり、二人の話が深まります。ほかにも、多彩な記事が詰まった一冊をぜひご覧ください。

この記事の写真をすべて見る

表紙:深澤辰哉

放送中のドラマ「春になったら」で初のホームドラマに出演している深澤辰哉さんは、ナチュラルな日常会話を重ねていく今回のような役を「一番演じるのが難しいジャンル」と言います。2クール連続でのドラマ出演については「お芝居に対する興味と意欲がどんどん湧いてきている」と語ります。個人で大活躍する一方、もちろんグループでの仕事は格別の楽しさがあるそう。「やっぱりSnow Manっていいな、と前よりも思うようになった」「誰かの仕事ぶりを見ることで、自分もいい影響を受ける」と語ります。そのSnow Manについては「僕ら、ゴールは決めないんです。いろんなことを達成したとしても、結局またそれより高い目標が更新されていくだけなので」と言い、今後もさらなる活躍に思いをはせています。表紙とグラビアの撮影はもちろん蜷川実花。深澤さんのかっこよく決まった表情や柔和な笑みなど、さまざまな姿を捉えました。ぜひ誌面でご堪能ください。

巻頭特集:叱れない社会

暴言や暴力などのパワハラは論外ですが、優しいだけでいいのだろうか、と悩む上司や親、先生、スポーツ指導者などの声を多く聞きます。叱らないということは、部下や若手、子どもたちの成長や改善の機会を奪うことでもあります。ではどういう叱り方がいいのでしょうか。前提として、「叱る」と、感情のままに「怒る」のは違うということを肝に銘じる必要があります。また、叱る際にも「前から言ってるけど」など「過去を持ち出す言葉」や、「なんで?」など「責める言葉」といった4大NGワードがあります。スポーツの現場では、今年の箱根駅伝で7度目の総合優勝を達成した青山学院大学の原晋監督や、バスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督など、厳しさとポジティブさを兼ね添えて強いチームを作り上げる名将もいます。幅広い取材を通して、「叱る」について考えます。

トランプ旋風再来の背景

米大統領選の共和党指名候補争いで、前大統領ドナルド・トランプ氏の快進撃が止まりません。年初の予備選ではライバルに圧勝、同党指名候補になるのは確実とみられています。熱狂的に支持する人たちはどんな人で、何を目指しているのでしょうか。象徴的な変化は、2020年の大統領選挙で、ジョー・バイデン大統領を勝たせた強力な支持者だった若い世代も、トランプ支持に流れているということです。これら米国の現在地を、現地ジャーナリストがルポします。

「大宮エリーの東大ふたり同窓会」 ゲスト・小川哲

東大卒を隠して生きてきた大宮エリーさんが、同窓生と語り合い、東大ってなんぼのものかを考える連載の20人目のゲストは作家の小川哲さんです。作家生活に興味津々の大宮さんが「飲みに行ったりするんですか」「朝型ですか、夜型ですか」と、単刀直入に質問を繰り出し、小川さんも作家ならではの感覚や生活スタイルを率直な言葉で語っています。今号から4回続く対談をぜひ合わせてご覧ください。

「松下洸平 じゅうにんといろ」 ゲスト・JQ

大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、シンガー・ソングライターのJQさんとの対談が続いています。今回は、JQさんが20代後半で一度「音楽をやめようとしたことがあった」と告白。松下さんも「僕もそんな時期がありました」と応じ、互いの貴重なエピソードを語り合います。柔らかい光のなかで撮られた、二人の素が垣間見える写真の数々と共にお楽しみください。

ほかにも、
・漫画や小説など作品の映像化 トラブル防ぐには
自民党 最大の危機は人材不足
・株価も配当も育つ 利回り4%日本株 新NISA向け30銘柄
・インボイス初の確定申告 払いすぎにも注意
・さかさま発想、夢を後押し 損得を超えたお金以外の価値とは
紀子さまキャサリン妃 「嫁いだ2人」と「制度」と
・いまを生きるアイヌ文化
・ここが「太陽の向こう側」 OVER THE SUNイベントルポ
・向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
・武田砂鉄 今週のわだかまり
ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
現代の肖像 花田菜々子・蟹ブックス店主
などの記事を掲載しています。

※発売日の2月5日(月)正午からは、公式X(@AERAnetjp)と公式インスタグラム(@aera_net)で、最新号の内容を紹介する「#アエライブ」を行います。ぜひこちらもチェックしてください。

AERA(アエラ)2024年2月12日増大号
特別定価:510円(本体464円+税10%)
発売日:2024年2月5日(月曜日)