ホエイプロテインは80度程度で熱変性により固まるので、レンチンするなら「600Wで60秒か500Wで80秒がおすすめ」だそう。なお電子レンジの「自動」などであたためすぎると爆発の危険性あり(撮影/写真映像部・上田泰世)

ホエイのレンチン爆発

 ホエイプロテインは熱変性により、熱湯を注ぐなどして一定温度(80度程度)以上になると固まってしまう。ゆで卵と同じイメージだ。電子レンジであたためすぎると、庫内で爆発することもある。爆発といってもプロテインがボンッと弾ける感じのため命に関わる話ではないが、掃除が泣ける。

「ホエイプロテインをあたためたいときは、シェイカーでプロテインをしっかり混ぜてから耐熱容器に移し、電子レンジに。『自動』は使わないほうがいいです。個人的なベストタイムは600ワットで60秒か、500ワットで80秒です」

「カップスープにソイプロテインを入れたらどうなるか」を実験。カップスープ1袋+湯300ml(規定量の2倍)+ソイプロテイン15~20g+鶏ガラスープの素小さじ1杯がベストバランスだった。なお味の素からプロテインスープ各種が発売されていることに後日気付き、脱力(撮影/写真映像部・上田泰世)

 ここで編集部のホットプロテインレシピも紹介しよう。「クノールカップスープ+甘くないソイプロテイン」だ。カップスープは熱湯150ミリリットルが規定量だが、そこにソイプロテインを投入するとドロドロの沼状態に……。あれこれ実験した結果、「カップスープ+規定の2倍の湯+ソイプロテイン15~20グラム+鶏ガラスープの素小さじ1」がベストバランス。少し粉感は残るが、甘いプロテインの試飲続きで疲れた舌にはうれしい味だった。

 なお、壮大な実験のあとに「味の素KK プロテインスープ コーンクリーム」(600グラム入り・アマゾン楽天市場で3700~3800円、1食あたり45グラム使用で20グラムのたんぱく質、13食分)や「クノール たんぱく質がしっかり摂れるスープ(コーンクリーム、ポタージュ)」(15食入り・同1700円前後、1食あたり8グラムのたんぱく質)が市販されていることを知った。手作りプロテインスープのほうが安上がりとはいえ、これらのほうが断然おいしい。最初から味の素製を買えばよかった……。

 ひろこさんの最近のプロテインライフはどんな感じ?

「朝ごはんでは、ヨーグルトにバナナ味のプロテインを混ぜることが多いですね。プロテインにベイキングパウダーなどを混ぜレンチンして作るプロテインマグケーキもよく作ります。夜中におなかがすいたら、カフェオレ味のプロテインをあたためて飲むと満たされます」

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