「グリシン」というアミノ酸にも睡眠をサポートする働きがあることが知られています。グリシンは、ホタテやエビなどに多く含まれており、甘エビの甘さの正体がグリシンです。神経伝達物質として働くほか、骨や筋肉、皮膚を構成するコラーゲンの材料となります。グリシンには、深部体温を低下させて入眠へ導く効果があることがわかっていますので、就寝前にグリシンを摂ることで睡眠の質をよくすることが期待できます。また、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCも合わせて摂ることで、骨、血管、皮膚などを強くする作用も期待できそうです。
メラトニンの分泌を妨げてしまう生活習慣には、就寝前に大量のアルコールや甘いものを摂ることなどがあります。良質な睡眠をとるためには、就寝の2~3時間前には食事を終えておくことが望ましいと言えます。また夕食には血糖値を上げる糖質中心ではなく、良質なたんぱく質を中心に摂るように心がけましょう。
週3回、20~30分の日光浴習慣
メラトニンを分泌し、夜の睡眠をサポートするためにも、朝、日光を浴びるということが重要です。睡眠のリズムを改善するには「早寝早起き」ではなく、朝の光を起点に「早起き早寝」に変えてみてください。「明日の夜11時に寝たいので、夜7~9時にメラトニンが分泌されるように朝6時に起きる」というように逆算して考えるのです。