ここで紹介されたコメント以外にも、SNSにはエンゼルスのファンであるかないかに関係なく、トラウトのトレードを望んでいる人の声が圧倒的に多い。このままメジャーの歴史に残るようなスーパースターが低迷するチームの中で衰えていくのは見たくないというのが野球ファンの本音だろう。

 ファンの怒りはチームのオーナーであるアート・モレノ氏にも向いており、トレードせずにトラウトを残すという判断は「そもそも勝つ気持ちがないのではないか」という意見も多く見受けられた。

 たらればの話にはなるが、大谷がドジャースに移籍した今、今年の夏までに大谷をトレードで出さなかったことも、さらなるチームの低迷の原因として後々批判される時も来るはずだ。再建が求められる中、エンゼルスはどの方向に舵を切るのだろうか……。

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