DJ フロスティという新キャラがお送りするパーティーという設定で、あふれんばかりの光と音の渦で、ステージの上で色んなキャラクターがみんな踊りまくる。
クリスマスの名曲がアゲアゲのEDMリミックスになったりして、とにかくみんなでアゲてこう!って感じなのです。これ、クリスマスで意外となかった。
最後はマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」のカバーでアゲアゲミックスで終わっていくんですけど、もう会場中家族みんなで踊っているんです。
クリスマスと言えば「あったかくなろう」なのに、「アゲていこう」という感じが意外となかった。
そして単純にショーを体験して思ったことは、やっぱり元気出るんです!なんかパワー貰えるんです。
今年の12月は、昨年までのうっ憤を晴らすかのように、忘年会がかなり開かれています。
2019年前の12月が戻ってきた気がします。
そして、昨今、クリスマスがハロウィンに押されていた日本でしたが、なんだか今年はかなり早めからクリスマスを盛り上げるムードですよね。クリスマス、アゲインみたいな。
年末をみんなで楽しもうって空気がすごく出ているんですよね。だから、今回のUSJのこのクリスマスのショーが、めちゃくちゃ楽しめるんです。
これって意外とありそうでなかったよなと。
私、踊るの苦手だから、とか関係ないんです。みんな興奮していくんです。なんなら、40代、50代の人の方が、バブルの時の懐かしさとかも感じたりして、おもしろがれるんです。
是非、このクリスマスUSJ、40代、50代こそ経験すべし!!
■鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)、長編小説『僕の種がない』(幻冬舎)が好評発売中。漫画原作も多数で、ラブホラー漫画「お化けと風鈴」はLINE漫画で連載中。「インフル怨サー。 ~顔を焼かれた私が復讐を誓った日~」は各種主要電子書店で販売中。コミック「ティラノ部長」(マガジンマウス)が発売中