放送作家の鈴木おさむさん

 鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、USJのクリスマスショーについて。

【写真】USJのクリスマスショーが“アゲアゲ”で秀逸と感じた鈴木おさむ「会場中の家族がみんなで踊れる」

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 久々にUSJに行ってまいりました。いつもはハロウィンの時期に行っていたのですが、今回は初のクリスマスシーズンに!

 去年の10月に行った時は、やはりまだみんなマスクをしていましたよね。マスクをしながらのテーマパークってやっぱりどこか弾けきれない。で、コロナ禍が過ぎての初のUSJ。

 結論から言うと、めちゃくちゃアガりました。実はその前の週に東京ディズニーランドも行っていまして。

 なので、今回はクリスマスシーズンでのディズニーランドvsUSJという対決を自分の中でしてみたい。そんで自分の中では完全にUSJでした。

 来年最後となるスパイダーマンのライドなどももちろん良かった。マリオのクリスマス風の味付けももちろんいいのですが、一番の決め手となったのはショーです。

 久々に見たディズニーのエレクトリカルパレードも、本当にキラキラしていて素晴らしい・・・のですが、USJのクリスマスのショー。昼のNO LIMITのショーもおもしろいのですが、特に夕暮れから始まるショーがとても斬新で秀逸だったのです。

 それは「フロスティーズ・エレクトリック・スノー・パーティ」と言って、屋外ステージの上で繰り広げられていくクリスマスショー。通常、テーマパークのクリスマスをテーマにしたショーって、最後は「あったかい」感じで終わっていくものですが、そうじゃないんです。なんと、このショーは全編通して「アゲアゲ」なんです。

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鈴木おさむ

鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。

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