秋田県は、ツキノワグマを国の「指定管理鳥獣」に指定するよう求める方針を固めた。
環境省が「集中的で広域的な管理が必要」と認めた動物が対象で、現在は、イノシシと二ホンジカが指定されている。クマも指定されれば、捕獲する際に国から補助金が交付される。
また、夜間に猟銃を使用することや、捕獲した個体を山中に放置することができるようになる。
「国としてクマの問題をどう扱っていくのか。今後の判断を見守りたいと思っています」
クマと人間との共生を考え続けてきた米田さんは、そう話した。
(AERA dot.編集部・國府田英之)