こうした雅子さまの会話を引き出す対応力は、「事前の準備」と「基本」ができているからだと西出さんは指摘する。
「誰もが知っている松任谷由実さんのような方だけではなく、各界からの1000人以上の招待者との会話ですから事前準備が肝心ですよね。一般的にも新しい仕事に臨むときに準備は大切です。相手のことを可能な限りで良いので情報を得ておく。そして、それをコミュニケーションに取り入れ仕事に生かしていく。雅子さまはそういったビジネスの基礎基本もしっかりできていらっしゃいます」
と、雅子さまのひと言を、西出さんは絶賛する。雅子さまのふるまいには安心感があり、ときにあたたかい気持ちになり微笑んでしまうほどだ。微笑んでしまうといえば、今回の園遊会のシーンでは、バラエティー番組では「ひふみん」でおなじみの加藤一二三さんとのやり取りだろう。

トークが暴走気味のひふみんに
ユーミンの次に天皇陛下と雅子さまが声をかけられたのが、加藤一二三さんだった。招待されたことにお礼を述べたあと、「藤井聡太さんが活躍していますが……」と自分の話はさておき、すでにやや暴走気味のひふみん。
天皇陛下がうまく会話をアシストして、なんとかひふみんの現在の活動に話を戻し、その中で雅子さまが「動物は何がお好きなんですか?」と投げかけられると、ひふみんは「猫です!」と答えた。それに対し、雅子さまは「猫ちゃん!」と声を弾ませた。