放送作家の鈴木おさむさん

 鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、伊勢旅行について。

【写真】偶然品川駅で「極楽とんぼ」の山本さんが!

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 3カ月に一度くらいのペースで妻が「世界の果てまで イッテQ」(日テレ)のロケに行きます。笑福を授かる前は月に一度は行っていたので、だいぶお気遣いをいただいています。

 大体6日ほど行ってます。なのでこの期間は、8歳の息子・笑福と2人になります。笑福が寂しくないようにと、僕の友達に家に来てもらったりと、賑やかに過ごすようにしています。

 いつもは、週末は実家に行くことが多いのですが、今回は、放送作家を辞めたことを発表した直後だったのと、10月14日の結婚記念日が土曜日だったので、僕ら夫婦がお世話になっている伊勢に行くことにしました。

 結婚7年目で結婚式を挙げた僕らですが、そのときに伊勢の猿田彦神社で挙げさせていただき、そのあと伊勢神宮で参拝しました。そのときから伊勢の方々とお付き合いさせていただいています。

 伊勢はパワースポットと言う人も多いのですが、伊勢に住んでいる人がとても優しくパワーに溢れている。パワーピープルな方々が沢山住んでいる町。

品川駅で「おさむ!」の呼び声

 土曜日の朝、6時半に家を出て、眠そうな息子・笑福を連れて品川駅に。すると「おさむ!」と僕の名前を呼ぶ声が。振り向くと、極楽とんぼの山本圭壱さんがいました。山本さんは、僕が22歳の時に深夜番組の「とぶくすり」で出会いました。朝からいきなり30年前に出会った人に出会い。なんかテンション上がりました。福の神に会うような気持ちに。

品川駅で極楽とんぼの山本圭壱さんと(本人インスタグラムから)

 そして伊勢に。まず、僕は伊勢に行くと、外宮さんにお参り。そのあと、内宮さんに行く予定が、雨が降ったので、翌日に繰り越し。

 子供が大好きなバスボム(お風呂に入れるやつ)を手作りできるところがあるということで、行くとそこは真珠屋さん。なんと伊勢の真珠のパウダーを入れたバスボムを作れるとのことで。15分ほどで出来ますが、たった15分で試行錯誤してとてもおもしろい時間。

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鈴木おさむ

鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。

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なぜ伊勢神宮の“ドブ”に!?