プロ野球・阪神タイガースが14日、阪神甲子園球場で巨人を破り、18年ぶり6度目のセ・リーグ優勝を決めた。2位広島とは13ゲーム差をつけ圧倒した。甲子園で岡田彰布監督(65)が高々と宙を舞った。
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阪神の優勝をさかのぼると、2005年(岡田監督)、03年(星野仙一監督)、1985年(吉田義男監督)あたりが記憶に“新しい”ところ。当時の印象に残る活躍、場面などを写真で振り返る。
●他球団に絶望を与えたJFK(05年)
05年の阪神は、セ・パ交流戦で首位の座に就いてから、一度もその座を明け渡すことなく優勝した。「JFK」(ジェフ・ウィリアムス、藤川球児、久保田智之の頭文字)と呼ばれたリリーフ陣は驚異的な安定感を誇り、チームを優勝に導いた。当時、他球団からは「6回までにリードしていないと負け」と言われたほど。岡田監督の「最高傑作」とも言われる。
その他にも、赤星憲広が5年連続となる盗塁王、下柳剛が最多勝、今岡誠が球団新記録となる147打点で打点王、金本知憲がセ・リーグMVP(最優秀選手)に輝くなど、記録面での活躍も目立った。