歌ったのは、ご自身の「Glory Days」というとても素晴らしい曲と、もう一曲がなんと「Forget-me-not」だったんです。輝鵬が、僕が来るからと、この曲をリクエストしてくれたのです。こんなことあるんだなと。

 ステージで歌い出した尾崎裕哉さん。そして「Forget-me-not」。その歌声を聞いて、思いました。尾崎裕哉さんは父・尾崎豊さんのことを心からリスペクトしているんだなと。

 なぜなら、こういう時って、大体「自分らしく歌う」はずなんです。アレンジ加えたりして、なるべくお父さんの歌い方から離していくはずなんです。

 なのに、尾崎裕哉さんはまるでそこに尾崎豊がいるように歌いました。途中から尾崎豊が歌っているようで涙が止まりませんでした。

 父としてアーティストとしてリスペクトしているからこそ、尾崎豊を表現する。

 尾崎裕哉さん。超格好いいです。

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