東京地検が8月29日、知人女性に対する強制性交の疑いで書類送検されていた西武の山川穂高を、不起訴処分(嫌疑不十分)としたことを発表した。
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山川は知人女性に対する強制性交容疑が週刊誌で5月上旬に報じられると、球団が「総合的に判断してコンディション再調整」と説明してすぐに登録抹消に。5月23日に書類送検された。1軍でのプレーから遠ざかり、現在は3軍の選手と共に練習を続けている。
今後は被害者の女性が東京地検の判断を不服として、検察審査会に審議の申し立てを行うことができるため、再審査となる可能性がある。また、民事でも賠償金を巡る争いが長期化することも考えられる。
「不起訴は想定内と言えるが、西武にとって山川の扱いは非常に難しい。不起訴になったとはいえ、既婚者であるにも関わらず不倫行為をして女性とトラブルになり刑事告訴されたという今回の一件は、女性ファンを中心に嫌悪感が強い。ファンの声に耳を傾けると、山川の復帰にアレルギーを示す反応が少なくない。親会社の西武ホールディングスもコンプライアンスに厳しい姿勢で知られています。現場とすれば今季中にも1軍復帰して欲しいでしょうけど……」(スポーツ紙デスク)