Q. 大学時代にグローバル・ヘルスを学び、情報番組で健康系の話のコメントもしている廣津留さん。健康維持のために心がけていることがあれば教えてください。
A. 「たんぱく質をとる」「運動する」「十分な睡眠をとる」は心がけていますね。いろいろな健康系の問題に触れることがありますが、結局はこの3つが大事だという話に戻ってくるので、やっぱり基本なんだなと思います。
日々のたんぱく源として、サラダフィッシュのストックは欠かさないです。時間や食欲がないときでも、とりあえず食べるようにしています。どうしても食事で補えないところはサプリでとるようにしていますね。ビタミンや鉄分、フィッシュオイルなど5、6種類くらいのサプリを毎日飲んでいます。瓶に入ったままだと飲み忘れてしまうこともあったけど、ピルケースにまとめてセットしておくと、忘れることがなくなりました。2週間分を入れられるピルケースを愛用していて、これにサプリを一度セットしてしまえば2週間は安泰です(笑)。
睡眠については、私は入眠スピードが早いみたいで、短時間で熟睡できるタイプなんです。夜の睡眠時間は平均5時間45分くらいですが、昼寝もしますし、移動中もすぐに眠れるので、そこでも少しは睡眠時間が補えているかもしれません。
そうそう、朝すっきり起きるのに、特に効果が大きいと思うのは音楽です。音が生活リズムを整えることに一役買ってくれているなと思います。毎朝、目覚まし代わりに決まった「音」を流すようにすると、条件反射のように体も起きなきゃと反応するんですよね。私の場合は、目覚ましと同時にその日のスケジュールとBGM付きの世界のニュースが流れるようにセットしているのですが、それを聞いているうちにだんだんと脳が朝だと認識して、目覚めてくる。起床だけでなく、この5分の曲がかかっている間にこの支度を終わらせるなど、音をきっかけに自分の体に時間感覚を持たせることで、生活リズムも安定する気がします。
構成/岩本恵美 衣装協力/BEAMS