「ヤクルトでのリーグ3連覇は難しいと言われてきた。野村監督でさえ92~93年の2連覇どまり。ここ2年間でチームは強くなり、今度こそ長期の黄金時代到来と思えたが現実は甘くなかった。高津監督の限界も見えつつあるので、早めに手を打っても良いかもしれない。その場合、池山二軍監督が候補の1人なのは間違いない」(在京テレビ局スポーツ担当者)
近年はチームが強くなり、神宮には常に多くのファンが集まるようになった。球団経営は安定し、主力選手とは長期契約を結ぶケースも目立つ。ヤクルトはプロ球団として「成功」の道を歩み始めたように感じる。しかしファンが最も期待しているのは、やはり勝つこと。今季のように可能性を感じない戦い方をしていては、以前のような魅力を感じないチームへ逆戻りしかねない。
監督交代によって風向きが変わるなら、それも「あり」だろう。ヤクルトが今後どのような道を選択するのかに注目が集まる。