「ペナントレース最終盤まで混戦が続くのではないでしょうか。不気味なのは広島です。長年Bクラスに低迷していましたが、今年から就任した新井貴浩監督の下でリーグ3連覇の黄金時代を彷彿とさせる強さが戻ってきている。鬼門の交流戦を9勝9敗で乗り切ったことも大きい。巨人はV奪回を狙える位置につけているが、坂本不在の直近の戦いぶりを見るとCS進出すら危ない。『坂本がいないから失速した』と言われるのも、選手たちは心外でしょう。意地を見せて欲しいですね」(民放テレビ局関係者)

 今月30日から本拠地・東京ドームで阪神3連戦が待ち受けている。「伝統の一戦」で息を吹き返すか。(6月28日現在) 

(今川秀悟)