そして、来季以降は八村自身にとっても将来のキャリアを左右する大切なシーズンが続く。新たな契約が終わる3年後、28歳で迎える2026-27シーズンで大型契約を勝ち取るにはこれからの成長が当然大切となる。幸いにも八村には、目の前にジェイムズ、デイビスといった超一流がいる。優勝を狙えるチームで、フィジカル面、メンタル面で手本となるメンバーと過ごすことができるのは、NBA選手として大きな財産となるだろう。

 八村は、同8日にドジャースタジアムで行われるメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャース対ロサンゼルス・エンゼルスで始球式を行うことが発表されたばかり。ロサンゼルスを本拠地とする両チームの対戦、しかも大谷翔平の出場も予定されている試合に、同じくロサンゼルスをホームにするレイカーズの八村が“登板”することが決まった。

 日本文化が紹介される「ジャパンナイター」とはいえ、こうした注目のゲームで始球式を行うということは、それだけ八村がLAでも高い人気を誇っているということだろう。八村が名門レイカーズの主力として、目の肥えたファンの前でどんなプレーを見せるのか、今から来季の開幕が待ち遠しい。(文/田村一人)

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