アスレチックス・藤浪晋太郎
アスレチックス・藤浪晋太郎

 アスレチックス・藤浪晋太郎は、いつまでメジャーリーガーでいられるのだろうか……。所属チームの事情もあり炎上続きでも開幕からメジャーでプレーしているが、立場は危うくなり始めている。

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 とはいえ、ここ数試合はわずかながら光明が見えるのも事実。現地6月2日に行われた敵地でのマーリンズ戦では「オープナー」として先発し、1回を2安打、2失点で6敗目を喫したものの、最速100マイル(約161キロ)をマーク。投じた19球中14球がストライクで、地元メディアからも球威があり、ストライクが入っていたことを“明るい材料”として評価された。

「オープン戦以来、久しぶりにポジティブな意見を見た。開幕前は大化けの可能性を感じさせる時期もあった。しかし公式戦に入ってからは阪神時代より酷くなっているようにも感じた。それでも登板機会があるのは、選んだ球団が正解だったと言える」(阪神担当記者)

 これまで先発としてクオリティスタート(6回以上を自責点3以内)を記録したのは1度だけ。救援に配置転換後も失点を重ねており、今季の防御率はここまで11.57と苦しい状況が続いている。

「いつ敗戦処理、もしくはマイナー降格になってもおかしくない。所属球団のアスレチックスはラスベガス移転が実質的に決まっている。2027年と言われるXデーまで長い消化試合に入っており、勝敗にこだわる必要がない。藤浪が登板できる状況が揃っているのは運が良いと言える」(在米スポーツライター)

 まだ移転までに時間はあるが、球団は早くも来るべき日に向けて動いているのは、チーム編成を見ても明白だ。2021年に開幕スタメンとなったメンバーは1選手を除き全て放出。投手陣も同様で、ローテーション投手の顔ぶれは一新された。“勝ちモード”からは程遠い状況だが、それでも防御率10点台の藤浪を起用し続けることには違和感もある。

「目ぼしい選手がいないのは確か。しかしビジネス面から考えれば、若手を使って他球団へ売り出すのが得策。それでも藤浪を起用するのは何らかの契約が存在するのではないか。代理人スコット・ボラス氏はやっぱり凄いなという声も聞こえる」(大手マネージメント会社関係者)

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「投げたら失点をする投手」では…