ですが、今日買った株式を10年後、20年後に売るならば、その間に何がありそうでしょうか?
企業はその期間中に新しく「商品やサービスを開発」したり、「新工場を稼動」させたり、「店舗を増加」させたり、「新たなエリアに進出」したり、「特許を取得」したり、「優秀な人材を増員」したりしているため、その企業の価値自体が高まっているはずです。
だからこそ、長期投資はミドルリスクになるのです。
ギャンブルではなく、「投資」。
偶然の価格変動ではなく、「必然的な価値の上昇」に期待を置きましょうね。
(構成/増田侑真)
パックン
本名:パトリック・ハーラン。芸人・東京工業大学非常勤講師。
1970年11月14日生まれ。アメリカ・コロラド州出身。93年ハーバード大学比較宗教学部卒業。同年来日。97年、吉田眞とお笑いコンビ「パックンマックン」を結成。NHK「英語でしゃべらナイト」「爆笑オンエアバトル」をはじめ、多くのテレビ番組に出演し、注目を集める。「AbemaPrime」「報道1930」でコメンテーターを務めるなど、報道番組にも多数出演。2012年10月より池上彰氏の推薦で東京工業大学の非常勤講師に就任。コミュニケーションと国際関係についての講義も行っている。二児のパパ。
25年以上の投資歴があり、金融教育の講師として全国各地で講演会も行っている。
最新刊の『お金の育て方』では、「生活保護」状態から「お金持ち」になるまでに身につけた、誰にでもマネできる、お金との付き合い方を詰め込んだ。