19日は九州から東海で雨。道路がみるみる内に冠水するほど激しく降る所も。竜巻が発生しやすい状況になる所も。関東から北海道は夕方以降に所々で雨。全国的に蒸し暑い。

6月19日(日)の天気ポイント
6月19日(日)の天気ポイント

きょう(19日:日曜)は南から暖かく湿った空気が流れ込み、広い範囲で大気の状態が不安定です。
【ざっくり全国の天気】
①九州から東海にかけては雨が降るでしょう。
②北陸、関東甲信、東北は晴れるのは昼頃まで。夕方以降は所々で雨が降り出す見込みです。
③北海道は雲が多めながら、時々日が差すでしょう。
④沖縄と奄美は夏空が広がりそうです。
【起こりうること】
活発な雨雲が通りやすいのは九州、中国、四国、近畿です。
局地的に滝のように非常に激しい雨が降るでしょう。
大きな雨音やカミナリの音で、周囲の音が聞こえづらくなるほどです。
道路がみるみる内に冠水したり、竜巻のような激しい突風が吹くこともある見込みです。
雨雲はゆっくり東へ進んでいますが、
九州南部には同じような場所に活発な雨雲がかかり続けています。
地盤が緩み、土砂災害が発生する恐れがあります。また、川の水かさが一気に増している所もありそうです。
土砂災害や川の増水などに警戒してください。
【今後の雨の見通し~あす(20日:月曜)にかけて~】
①九州南部は夕方からは一旦、雨の降り方が弱まりますが、あすは再び激しく降る恐れがあります。
②九州北部はきょうの大雨の峠は越えましたが、あすは再び雨脚の強まる所がありそうです。
③中国、四国は昼過ぎにかけて局地的にカミナリを伴った激しい雨が降るでしょう。
中国地方の雨はあすにはやみますが、四国はあすも引き続き不安定で所々で雷雨がありそうです。
④近畿と東海は夕方までは雨の降り方に注意が必要です。近畿南部では激しく降る所もありそうです。一方、雨や雷雨はあすの明け方までで、あすの日中は回復するでしょう。
⑤北陸、関東甲信は昼過ぎから雲が増えて、早い所は夕方から雨が降るでしょう。北陸では夜に雷を伴う所もありそうです。北陸はあすは晴れますが、関東はあすも大気の状態が不安定で、日中もにわか雨や雷雨の所がありそうです。
⑥東北はきょうの日中は晴れますが、夜は所々で雨が降るでしょう。そして、雨はあすにかけて続きそうです。
あすはカミナリを伴って雨脚の強まる所もあるでしょう。
⑦北海道はきょうは天気の崩れはなさそうですが、あすは雨が降ったり止んだりで、カミナリを伴い、強く降る所もありそうです。つい先日も大雨になったばかりで、地盤が緩んでいたり、川が増水している所がありそうです。土砂災害などに注意が必要です。
⑧沖縄と奄美は夏空が続くでしょう。日中はジリジリと強い日差しが照りつけそうです。
【ざっくり全国の気温】
沖縄や奄美は32度前後で厳しい暑さでしょう。
九州から東北は28度前後の予想で、きのうのように猛暑というのはなさそうです。
とはいえ、湿気が多く、汗が乾きづらい不快な暑さでしょう。
北海道は23度前後で、ヒンヤリは解消し、過ごしやすくなりそうです。