冷房の効いた部屋から、外に出たらメガネが曇ってしまった……そんな経験はありませんか?

「何か、簡単で便利なメガネの曇り止めはないかな?」と探してみたら、拭くだけで簡単、1000円前後で買えるメガネ拭きを発見。早速試してみたら本当にすごかったので、ご紹介します。

小さな缶の中身はクロスだけ

Amazonでポチッと注文して届いたのが、こちら。シンプルなパッケージが素敵です。

缶の大きさは直径5cmほどとかわいらしいサイズ。早速開封してみます。

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小さな缶を開けると、入っていたのはビニールに包まれたクロスのみ(画像ではビニールは取り外しています)。液体スプレーや固形の曇り止めはありません。

「これだけで本当に大丈夫かな?」と一瞬戸惑いつつも、パッケージ裏面にある説明書を読みます。

使用方法は、事前にレンズを水洗いして汚れを落とし、ティッシュなどで水気を拭き取っておくとあります。レンズ以外に水がつかないよう気をつけつつ、レンズをキレイにしました。

そして、レンズの表裏に息をハァーと吹きかけてから、本品で5〜10回ほどよく拭き取るようにと、使用方法が書かれているので、その通りにします。

今回は、効果の検証をしたいので、「フォグストップ缶G」は左目側のレンズのみで使用。右目側のレンズは水洗いしてティッシュで拭くだけにしておきました。

クロスに曇り止め成分が染みこんでいると思い触ってみましたが、ベタつくようなこともなく、市販されている他社のメガネ拭きと大差はありません。

そして、レンズに曇り止めがコーティングされている……はずですが、クロスから液体がレンズにしみ出すこともなく、いたって普通。「本当に、曇り止めになるのかな?」と、多少の不安は否めません。

そして、ほかのクリーナーなどとの併用は控えるようにとのこと。以上の作業で終わりにしました。

はたして、「フォグストップ缶G」は、実力を発揮してくれるのでしょうか?

冷蔵庫で冷やしたあと、30度の部屋に取り出したら……

メガネのレンズが曇る原因は、結露です。冷えたレンズが温度の上がった空気に触れると、その温度差でレンズに小さな水滴がつき、白く曇って見えるのです。

試したのは、6月下旬の梅雨の合間、部屋の温度も気づけば30度に上昇。「フォグストップ缶G」で左目側のレンズを拭いたメガネを、冷蔵庫へ入れます。

室温が4度……夏場にこんな過酷な環境で過ごす人は、あまり居ないと思いますが、ここは検証用にあえて厳しい状態を設定してみました。

というのも、今回は東京の夏場での検証ですが、都内でも冬は氷点下になる時もあります。この検証をクリアできたら、曇り止めとしてはかなり優秀だと言えそうです。

時間で30分程度、冷蔵庫に入れておき、充分に冷えた状態になった事を確認して、取り出します。

すると、「フォグストップ缶G」を使わなかった、右目側(画像向かって左)はみるみる曇っていきます。

最終的には、右目側のレンズは真っ白に。一方で、左目側は曇り知らず。思っていた以上の効果にビックリです。

約1000円前後で約300本分使えて、1本あたり約3円とお得!

もちろん、使っているメガネのレンズの種類や、温度や湿度などの環境次第では、メガネの曇りをすべて抑えることはできないでしょうが、普段はメガネのレンズを適当に拭いてるだけの、ズボラな自分にとって、「フォグストップ缶G」は想像以上の実力でした。

しかも、本品1枚でメガネ300本分程度に使用できるとか。1000円前後で買えば、1回3円前後の計算。かなりお得に使えると思います。

感染症などのケアで、人の集まる場所でのマスク着用を心がける人も多い昨今です。メガネが曇ってしまう前に、一度、サイモンの「フォグストップ缶G」を試してみてはいかがでしょうか?

サイモン フォグストップ缶G 強力くもり止めクロス

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