板野友美さん(撮影/写真映像部・高橋奈緒)
板野友美さん(撮影/写真映像部・高橋奈緒)
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 結婚、出産を経て、2022年に自身のライフスタイルブランドの新会社を設立し、経営者としてもスタートを切った板野友美さん(31)。夫は今年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選ばれた東京ヤクルトスワローズの高橋奎二投手。手料理で家族の健康を守りつつ、「妻だからとバッググラウンドに囚われて、好きなことを諦めて後悔したくない」と仕事と子育ての両立に奮闘している。自身と同じく子育て中で、地方に住むデザイナーを採用するなど、多様な働き方も取り入れる思いとは。 

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――出産後、芸能活動を続けながら、自身のライフスタイルブランドを立ち上げています。どんな生活ですか?

産後1カ月半で徐々に仕事に復帰して、娘が1歳になった今は週3~4日、1日6~7時間を仕事の時間と決めています。でも娘を寝かしつけた後、夜10時~2時ぐらいまで家でできる仕事をやってしまうこともあって……。夜間授乳もあるので睡眠時間は細切れで4、5時間ぐらい。

昼前にベビーシッターさんにタッチして仕事に行き、夕方6時半にスーパーに寄って帰ります。旦那さんが帰宅していたら娘を見てもらっている間に夕飯を作り、お風呂に入れて寝かしつけですね。土日は基本的に家族の日にしています。

楽しいから倒れずにやれていますが、結局、そうしないと会社が回らないんですよね……。働くときは働く、子どもといるときは子どもと向き合って、短くてもギュッと密に時間を使うようにしています。

母娘でお揃い水着コーデ(本人のSNSより)
母娘でお揃い水着コーデ(本人のSNSより)

――子育てのモットーや家族と過ごすときに決めていることは。

旦那さんの栄養管理は妻としてやらなきゃいけないと決めていて、どんなに仕事が忙しくても旦那さんと娘の食事は作ります。それは母から「ご飯はちゃんと作るもの」とずっと言われてきて、私も食べることが好きだし、家に帰ったら温かい食事があったから私も芸能生活を頑張れたという経験があるので。

結婚した時に、アスリートフードマイスターの資格を取りたいなと思っていた時期もあったのですが、旦那さんは好き嫌いが多いのでやめました(笑)。決められた通りにやるより、自分達らしく、好きな料理の中で少しずつ野菜を増やして、栄養バランス良く食べられるようにしていく方がいいかなと。もちろん栄養士の方にも相談して、今の食事で大丈夫と言ってもらっています。

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夕食は6~7品!「負けず嫌いで手が抜けない」