放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は『銀座サンド』。
【写真】ふわふわタマゴにさくさくカツの新食感!『銀座サンド』の「タマゴカツサンド」がこちら
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「差し入れにサンドイッチをもらうとテンションが上がる」というタレントは、男女問わず多いものだ。
おにぎりや稲荷寿司だと、ちょっと重たいカンジがするものだが、サンドイッチなら軽食気分。
とはいえ、カツサンドとかローストビーフサンドとなると、「間違いなく美味しいし、有り難いのだけれど、食べる時間を間違えて後悔することも、しばしばある」とも言われている。
そんな理由から、昨今トレンドなのがタマゴサンド。
それも、ゆで卵ではなく、卵焼きタイプが人気だということは以前も書いた。その代表的存在、『天(あま)のや』の「玉子サンド」は相変わらず、テレビ局内で見かける。私も出演していて、現在はスペシャル番組としてイレギュラーでオンエアされている『1周回って知らない話』(日本テレビ系)の東野幸治さんは、ここの玉子サンドを大量に差し入れてくださる。
『天のや』は、関西風の出汁と辛子マヨネーズが特徴だが、関西の玉子サンドとして人気が急上昇しているのが『北新地サンド』だ。
浜田雅功さんが毎回相方を替える街ブラバラエティー『ごぶごぶ』(毎日放送)で紹介されたことから火が付き、関西のテレビ局で差し入れの定番となったのが「タマゴカツサンド」。文字通り、タマゴを揚げているので、衣の香ばしさと、トロトロの卵焼き、さらにマヨネーズが相まって「いかにも大阪っぽい味」と評判だ。