放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、「ニールズヤード レメディーズ」の『ワイルドローズハンドクリーム』『ローズヒップ&シアバターリップバーム』。
【写真】「ニールズヤード レメディーズ」の“映える”ハンドクリームとリップバームがこちら
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ちょっとしたお礼や、共演する際の挨拶の品として、タレントたちの間でハンドクリームが利用されることは以前にも書いた。
女性から女性へはもちろん、男性から女性タレントにもOK。これからの時期は特に、本番前の最後の仕上げとして、ハンドクリームを手にすりこみながらスタジオ入りするタレントが多いので、重宝されるモノだ。
バッグや化粧ポーチに入れて持ち歩くので傍からは見えないのだけれど、それでも「映える(ばえる)」モノに人気が集中する。
その意味で、タレントやモデルの使用率が極めて高いのが「ニールズヤード レメディーズ」の『ワイルドローズハンドクリーム』だ。
中央部に濃いめのピンク、ロゴの周りには、色とりどりのワイルドローズが描かれている。ギフト用のボックスは、まるで中にオーデコロンでも入っているかのような、これまた「映える」モノなのである。見た目でうっとりしてしまうだけでなく、グレープフルーツ、ゼラニウム、フランキンセンスなどの、華やかで優雅な香りに心が弾む。
そして効果だ。「ワイルドローズハンドクリーム」というだけあって、女性の肌を輝かせる効果がある“ビタミンの宝庫”ローズヒップオイル(カニナバラ果実油=保湿成分)を配合。さらに、オーガニックオイルもふんだんに含まれているので、ふっくら、しっとり、リッチで潤いのある手肌にしてくれるのだ。
ギフトとしては、今年のホワイトデーに、チョコのお返しとして男性タレントや男性アナウンサー、文化人らが利用しているのを度々見かけた。
もうひとつ、このハンドクリーム最大の特徴は、英国ソイルアソシエーション認定のオーガニック製品で、「使用期限」があること。それほど自然由来にこだわっているというワケだ。
姉妹品として、『ローズヒップ&シアバターリップバーム』も大人気。こちらも潤いと香りに定評があり、ハンドクリームとセットでギフトにする人も多い。
適量を手に取って手指全体から指先まで伸ばしていくのだが、このとき、軽くマッサージをすると、さらに保湿効果が高まるという。
女性タレントや女性アナウンサーの多くは、スタジオ入りする前に必ずといっていいほどハンドクリームを手にすりこんでいる。出演の際、手元がアップになる機会が少なくないからだ。「映える」ハンドクリームは、アップに耐えられるハンドクリームでもある。
※週刊朝日 2019年12月6日号