

ゴルファーの丸山茂樹氏が新元号と自身が主催した大会「マルジュニア」について語る。
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いやいやいや、何を置いてもまずは新元号「令和」のお話ですよね。
4月1日は「第17回丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会」(千葉CC梅郷コース)の当日だったので、運営の合間にスタッフみんなでテレビに注目してました。
僕はめちゃくちゃ意外な感じなのがくると思ってたんですよ。昭和、平成、令和って、自然な並びじゃないですか。まったく違うのがくるかな、と。だから予想外でした。
僕はちょっとシュールな感じにも期待してたんです。昔っぽい感じがいいと思ったんですよね。たとえば応仁とか天保みたいに、古くさい感じでいってくれないかな、と。言ってみりゃ、令和ってキラキラネームっぽいじゃないですか。もっとコテコテの感じで、それこそ元禄みたいなね。
だけど、いいかなと。選ばれた人たちがいろんな意見を出し合って決めたんですから。それはそれでね。万葉集からとってるそうですしね。
それにしても、新元号のニュースほど日本の誰もが注目するのってないんじゃないですか? 平成のときも覚えてますけど、みんな結構必死でテレビ見てましたよ。あれは1989年ですから、僕は日大の1年生ですね。まさか、あの発表を2回も見るとは。アメリカに9年間いたときはもう、元号なんてぜんぜん使いませんでした。当たり前だけど。だからもう、日本も西暦一本でいいんじゃないかななんて思ってたんですけど、日本は日本でいいのかなと。日本にしかないものですからね。
さて、新元号発表の日にあったマルジュニアです。岡山・作陽高校の久常涼君が67で回って、中学・高校男子の部で優勝。「セガサミーカップ2019」(8月22~25日、北海道・ザ・ノースカントリーGC)の主催者推薦トーナメント(マンデートーナメント)の出場権を勝ちとりました。プロの試合でローアマもとってる子だから、セガサミー狙いで来たんだと思います。そういう付加価値を大事にしていきたいですね。ほかの試合のマンデー枠なんかをもらえるように、いろんなところに頼んでいきたいと思いますね。