【作り方】


(1)玉ねぎは千切り、ベーコンは短冊切り、ブロッコリーは小房に分け、人参は半月または輪切り、小松菜は2センチくらいに切っておく
(2) 鍋にオリーブオイルを入れて熱し、玉ねぎがしんなりするまで炒める。人参、ニンニク、ベーコンを加えてさらに炒め、水とコンソメを入れてふたをし、沸騰後、弱火で10分煮る
(3) ブロッコリーと小松菜を加えて、さらに10分煮る。仕上げに塩とコショウを加え味をととのえる

【ワンポイントアドバイス】
・玉ねぎはよく炒めたほうが甘みが出ておいしく仕上がる
・野菜はパプリカ、ほうれん草、かぼちゃなどもおすすめ

(1)酸味とコクをプラス
+ミニトマト 8個、パルメザンチーズ少々
鍋に基本のスープ2人分を入れ、へたを取って半分に切っておいたミニトマトを入れてひと煮立ちさせる。器に入れたら仕上げにパルメザンチーズをひと振り。トマトには美白に働きかけるリコピンもたっぷり。酸味が加わって、味の変化も楽しめる

(2)栄養素も味も満点
+卵2個
マグカップに水1/2カップを入れ、そこに卵を1個割り入れる。黄身に竹串で穴をあけてから、電子レンジ(600W)で1個につき1分加熱すれば温泉卵のできあがり。鍋に基本のスープ2人分を入れ、ひと煮立ちさせたら温泉卵をトッピング。黄身をくずしながら食べると、より味わい深いものに。必須アミノ酸も卵で補給できる

(3)牛乳でチャウダー風に
+牡蠣8個、牛乳1カップ
牡蠣はよく洗って水気をふき、塩・コショウをしておく。フライパンにオイルを入れて熱し、牡蠣に焼き色をつける。鍋に基本のスープ2人分を入れて温め、牛乳と焼いた牡蠣を入れてひと煮立ちさせ、塩・コショウで味をととのえる。仕上げにオリーブオイルを少々。牡蠣は美肌づくりに欠かせない亜鉛が多く含まれる


 寒さが増すなか、恋しくなるのは温かいスープ。

「スープは一品で肉や魚、野菜をしっかり食べることができる、バランスのよい料理。しかもさまざまな栄養素も摂(と)ることができて、カロリー控えめ。毎日の食事に取り入れない手はありません!」(岩崎さん)

 多めに作っておけば調理の時短にもなるし、食材を加えることで多彩なアレンジも可能なので飽きもこない。ぜひお試しあれ!(文/吉川明子)

週刊朝日  2018年11月9日号

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