おしどり夫婦として有名だが、首相と昭恵氏の本当の関係は実際、どのようなものなのか。安倍家を知るA氏はこう証言する。
「安倍さんは昭恵さんに頭が上がらないんですよね。潰瘍性大腸炎という持病がある安倍さんを介護したのは昭恵さん。外で自由にさせているのも、そういう負い目があるからでしょう」
勾留中の籠池氏と面会した野党議員はこう語る。
「そもそも森友の小学校建設話は日本会議絡みで、首相と昭恵さんは一蓮托生でしょう。籠池氏は獄中面会でも『これ、主人からと昭恵さんから100万円をもらった』と主張しています」
安倍首相は最近、東京都渋谷区の自宅に戻らず、公邸で過ごすことが多くなっている。
「夫妻の自宅の応接間の中に安倍さんの2畳ほどの狭い書斎があり、昭恵さんから『ここで夫は本を読んでいるのよ』と教えてもらいましたが……」(A氏)
昭恵氏は以前、孔子の論語などを音読する鈴蘭会の主催する会を、自身が経営する居酒屋「UZU」(東京・神田)の2階で開いていたという。
「籠池氏に昭恵さんと連絡が取りたいと言われ、最初に教えたのはUZUの電話番号でした。だから昭恵さんは同じように教育勅語を暗唱する森友学園の幼稚園に感動したんでしょう」(籠池氏を紹介した鳩山邦夫事務所関係者)
一方の安倍首相は3月31日、かかりつけの慶応大学病院で人間ドックを受けたが、最近は顔色のさえない日々が続く。週末に都内のフィットネスジム&スパに数時間、こもることが多くなった。目撃した会員によると、首相はプールには行かず、ランニングマシンにちょっとだけ乗り、筋トレを軽くやると、すぐに消えるという。
「籠抜けして点滴治療を受けているそうです。3月中旬には倒れたという噂も駆け巡りました」(自民党関係者)
(本誌・上田耕司、小泉耕平、亀井洋志、森下香枝/村上新太郎)
※週刊朝日 2018年4月13日号