記念イヤーを迎える企業や施設はたくさんある。パナソニック創業100周年▽東京ドーム開業30周年▽東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド)開園35周年▽東京タワー開業60周年など。それぞれ話題になりそうだ。
スポーツ分野では、なにはさておき、2月の平昌五輪。日本勢で金メダルの期待が大きいのは、羽生結弦、宇野昌磨らが出場するフィギュアスケート男子。ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅、フリースタイルスキー・ハーフパイプ女子の小野塚彩那の活躍も楽しみ。
野球では“二刀流”の大谷翔平が、米メジャーリーグでどこまで通用するか。8月の第100回全国高校野球選手権大会には、史上最多の56代表校が出場する。北海道、東京に加え、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡から2校ずつ。深紅の優勝旗を手にするのはどこか。
11月に予定される全日本大学駅伝対校選手権大会も第50回を迎え、例年以上に注目度が高い。
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は6~7月。日本は6大会連続6回目の出場となる。ガンバ大阪の井手口陽介が持ち前の運動量を発揮できるか。本田圭佑に出番があるのかも関心事だ。
お茶の間のスターになるのは誰だろう。
テレビドラマでは、NHKの大河ドラマ「西郷どん」が1月7日にスタート。本誌でもおなじみの作家・林真理子さんの小説が原作で、中園ミホさんが脚本を担当。西郷隆盛の生涯を描く。出演は鈴木亮平、瑛太、黒木華ら。
連続テレビ小説は秋に99作目となる「まんぷく」が始まる。即席ラーメンを生んだ日清食品の創業者、安藤百福さんと妻仁子さんがモデル。気になるヒロインも含め、出演者はまだ発表されていない。
民放各局でも年明けから話題作が続々だ。東村アキコ原作の「海月姫」(主演・芳根京子)、天堂きりん原作の「きみが心に棲みついた」(主演・吉岡里帆)、こやまゆかり・草壁エリザ原作の「ホリデイラブ」(主演・仲里依紗)、河本ほむら・尚村透原作の「賭ケグルイ」(主演・浜辺美波)と、漫画作品をドラマ化する例が目立つ。
ポピュラーミュージックでは、サザンオールスターズがデビュー40周年、B’zが30周年と、大御所がアニバーサリーイヤーを迎える。9月には「平成の歌姫」安室奈美恵が引退する。
※週刊朝日 2018年1月19日号