竹内さんは愛知県出身。短大卒業後、2010年に日本ソムリエ協会認定「ソムリエ」の資格を取得。女性ワインソムリエが選ぶSAKURA Japan Woman’s Wine Awards 2017の審査員も務める。

「もともとブドウが好きなんですよね。ブドウが好きでワインが好きで、ずっと飲んでました。食べることも好きなので、飲んで食べ合わせて、これは合う合わないとソムリエごっこをしている間に、今の店と出会いが転機になりました。せっかくなら資格を取っておいたほうがいいというふうな感じになっていった」

 現在は大阪・東心斎橋のワインショップ「mista」の店長を務め、「毎日、店に出ています。お客さんのナマの声とか悩みを聴いてます。すごいお客さんもいますよ。『すきやき』の食材買ってきて、『これに合うワインは何ですか?』って聴かれた」。

 ワインメーカーからも月に10回ほど試飲会に呼ばれ、紙コップを片手に味見する。

「お店でワイン選びに困ったら、ソムリエに頼ったらいいです。事前に相談しておくと、スムーズでしょうね」

 11月9日には3冊目の著書となる「男のためのハズさないワイン術」(フォレスト出版)が発売。

「これまでは女性のためのワイン本でしたが、今回は男性の接待や商談、デート、家飲みのマナーや楽しみ方を伝授しています。こっそり見ることができるような文庫本サイズです」

 竹内さんから「きょうのデートは成功!」と太鼓判を押された記者はもうめろめろ。めくるめくワインの世界。焼酎だけでなく、ワイン術も習得すれば、幅広い女性の心をわしづかみにする日も近い!(本誌・上田耕司)

※週刊朝日オンライン限定記事

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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