松島:僕は「とにかく楽しむ!」を大切にしたい。僕も、来てくださる方も。会場が大きくなって遠く感じるかもしれないけど、なるべく近くに行って、寂しいとは感じさせない、愛情たっぷりのライブにするので、そこは期待していてほしいです。

■国民的な存在への一歩

――ツアータイトルは“ザ・ハイライト”。最近の個人的な“ハイライト”を尋ねた。

中島:やっぱり「Concordia(コンコルディア)」(ヨーロッパ各国の主要放送局とHulu Japanが共同制作する全編英語のAIスリラードラマ)に、メインキャストの一人として出演できたことですね。イタリアで撮影に挑んで感じたのは、グローバルな現場では予想以上にアジア人がウェルカムに迎えられるってこと。プロデューサーのフランク(・ドルジャー)ともたくさんディスカッションしました。大胆な部分、俺、変えさせてもらっていますから。再来年、期待してほしいです。

松島:さすがケンティー。僕はレディー・ガガのコンサートに行って刺激を受けたことかな……。

中島:最近、静岡をレペゼン(代表)し始めてない?

松島:あ、静岡の「へ~、そうなんだ!」という魅力を伝える「しずおか元気旅大使」やってます。ありがとうございます!

中島:任せてもらえたのは人柄だと思うし、国民的な存在になる第一歩だね。

菊池:なんでもいいですか? 僕は「DREAM BOYS」(2年連続で主演したジャニーズ伝統の舞台)が終わって家族と買い物に行って、おふくろに煽(あお)られて、まったく買う予定がなかった、すげえ高いもの買ったのがハイライトかな。

松島:「すげえ高い」って想像が膨らむね。

菊池:僕の感覚ですよ? Sexy Zoneはみんな金銭感覚がまっすぐな人たちだから。

佐藤:それはそう。多分、そこまで高くないんだと思う(笑)。

菊池:自分へのご褒美として鞄を買ったんです。でもおふくろが「鞄は日用品。嗜好品を買ってこそご褒美だ!」と。パンチライン過ぎて言い返せなかった。だから、買いました(笑)。

佐藤:響いちゃったんだね。俺は……黒柳徹子さんとお食事をしました。

全員:すごいな!

佐藤:「ハロルドとモード」(黒柳徹子主演の朗読劇。佐藤は恋人役を務めた)の大阪公演の後です。実は徹子さんとは地元が少し近くて、徹子さんが好きだったパン屋さんに僕も小さいころ行ったことがあった。母親から「徹子さんも来てたんだって」と聞いていたから、そんなお話もさせていただきました。改めてご縁を感じて楽しかったな。

次のページ