「片づけなんかでうまくいかない…」そう言われるほど燃えた、私の人生ビフォー・アフター (1/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「片づけなんかでうまくいかない…」そう言われるほど燃えた、私の人生ビフォー・アフター

連載「片づけと人生のBefore/After」

西崎彩智AERA#AERAオンライン限定
「部屋は心の鏡」です。最近の受講生の片づけ前の部屋/Before

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ステイホーム中は特にうれしいパパの仕事スペースが完成/After

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家庭力アッププロジェクトを始めた頃。最初は4人からスタートしました

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 5000件に及ぶ片づけ相談の経験と心理学をもとに作り上げたオリジナルメソッドで、汚部屋に悩む女性たちの「片づけの習慣化」をサポートする西崎彩智(にしざき・さち)さん。募集のたびに満員御礼の講座「家庭力アッププロジェクト®」を主宰する彼女が、片づけられない女性たちのヨモヤマ話や奮闘記を交えながら、リバウンドしない片づけの考え方をお伝えします。

*  *  *
「もっと早くこのプロジェクトを知りたかった」と受講生から言われることがよくあります。5年前に片づけていたら人生が変わっていたのになぁって。そう言われると、「5年前の私は個人宅の片づけ屋、10年前は専業主婦だったけどね……」と不思議に思います。

 40代半ば、専業主婦時代までの人生がBeforeだとしたら、離婚してシングルマザーとなり、片づけで起業した人生がAfter。今回は、私の人生のBefore/Afterを聞いてください。

 私は1967(昭和42)年大阪生まれ。1700gで生まれた体の小さな私は、何でもできる姉と比べて成長がゆっくり。周りの子たちから、童謡「サッちゃん」の「だけど ちっちゃいから~♪」のところを歌ってからかわれたりして、両親は私の将来をとても心配していたそうです。

 価値観の古い父は、私の幸せは結婚にしかないと、家事に関しては厳しくしつけをしました。2歳のとき、深夜に父に起こされて、おもちゃの片づけをさせられた記憶があります。片づけると父はいっぱいほめてくれました。片づけたら感謝される。その喜びは、あのとき幼心に刷り込まれたのかもしれません。                   

 温かかったけれどちょっと窮屈だった岡山の家を出て、大学は神戸へ。建築学部を志望していましたが、「建築は男の世界」と言う父の反対にあい断念。心理学や教育学、社会学が学べる人間関係学科へ進みました。

 建築はあきらめても住まいやインテリアの世界に身を置きたくて、当時人気のトアウエスト(神戸山側のトアロード西エリア)の雑貨店に頼み込み、1年越しでアルバイトの仕事をゲットしたほど。卒業後はインテリアプランナーとして地元の住宅会社に就職しました。

 仕事はすごく楽しかったけど、家庭に憧れていた私は24歳のとき6歳年上の男性と結婚して専業主婦に。約20年、家事と育児に夢中でした。


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