中学受験が激化 背景に有力校の相次ぐ高校募集停止 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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中学受験が激化 背景に有力校の相次ぐ高校募集停止

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柿崎明子AERA#教育
※写真はイメージ(AERA 2019年9月23日号より)

※写真はイメージ(AERA 2019年9月23日号より)

「22年には高校の学習指導要領が変わるので、カリキュラムを刷新しなければならない。豊島岡女子学園と本郷の募集停止は、そのタイミングを狙ったものとも考えられます」(同)

 17年には東邦大学付属東邦、18年には開智日本橋学園と三田国際学園が高校募集を停止した(両校とも帰国生入試は存続)。

 私立だけでなく、公立でも高校募集停止は進む。都立の併設型中高一貫校の5校が順次高校募集を停止。21年は富士、武蔵、22年は両国、大泉が停止し、白鴎は未定だ。

 有力校の高校募集停止により、優秀な高校受験組の受け皿となるのが、高校でも募集を続ける大学付属校だ。大学付属校は中学受験でも人気だが、高校での競争率は今後さらに高まるだろう。

 高校からの入学がなくなった分、本郷は中学の定員を40人増やす予定だが、豊島岡女子は今のところ定員増の予定はないという。安田代表は言う。

「このように有力校の募集停止が続くと、高校からの選択肢が狭まることに不安を感じ、中学から入学しようと考える層が増えるのではないでしょうか」

(ライター・柿崎明子)

AERA 2019年9月23日号より抜粋


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