「平成最悪の水害」でも活躍した“移動型ATM”のすごさ (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「平成最悪の水害」でも活躍した“移動型ATM”のすごさ

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「信金のヨコの繋がり」で被災地を走り回った新宮信金の移動型ATM

「信金のヨコの繋がり」で被災地を走り回った新宮信金の移動型ATM

 平時は新宮信金では過疎地の店舗がないエリアに、1~2週間ごとにローテーションして移動型ATMを派遣している。1日あたりの利用者は数人だという。

「7月下旬から10月まで吉備信金さんにお貸ししていた間は、一日に50~100人程度の利用があったとお聞きしています。多くの方に利用していただけたということは、多少はお力になれたのかなと思います」(同)

 現在、ATMを積んだ移動型店舗を導入している信金は、新宮信金に加えて、静岡県の磐田信金など全国で5つほど。10月には吉備信金も自前の移動型ATMの運用を開始したが、地方銀行でさえも導入済みのところは20行にとどまるという。

 仮に西日本豪雨以上に広範囲に被害が出ると、貸し出しも困難になる。被災者のニーズに対応した金融インフラの構築が求められている。(ジャーナリスト・田茂井治)

※AERA Mook『災害からお金を守る』より


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