コロナ禍で「グランピング」大盛況 ドッグランも大きな武器に (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

コロナ禍で「グランピング」大盛況 ドッグランも大きな武器に

高鍬真之週刊朝日#旅行
GRAN CAMPING パームガーデン舞洲 by WBF

GRAN CAMPING パームガーデン舞洲 by WBF

(週刊朝日2021年7月16日号より)

(週刊朝日2021年7月16日号より)

 長引く新型コロナ禍により、レジャー産業は軒並み厳しい状況の中、予約待ちの大盛況となっている宿泊施設もある。それが「グランピング」だ。最新事情と、話題の施設の特徴と傾向を紹介する。

【グランピングが楽しめる全国の人気宿TOP20はこちら】

*  *  *
 コロナ禍で大打撃を受けているホテル業界。廃業、倒産が相次ぎ、帝国データバンクによると、2020年度の宿泊業者の倒産件数(負債1千万円以上)は前年度比66.7%増の125件。00年度以降で増加率が過去最高を記録した。

 こんな状況でも大盛況な宿泊施設がグランピングだ。

「週末、連休中はコロナ禍前の2019年からずっとほぼ満室です。コロナ禍ではさらに大忙しになり、お陰様で昨年度は平日も前年比で稼働率は5割超の伸びです」

 こう話すのは、「キャメルゴルフリゾート」(千葉県御宿町)の児玉夏奈子セールスマネジャーだ。ホテル、グランピング、ゴルフ場を兼ね備えた総合施設で、グランピングは16年夏からスタートした。今年4月からは、新設のドーム形テント9棟、大型テント15棟、米国製キャンピングトレーラー・エアストリーム2台が稼働中だ。

 そもそもグランピングとは、「優雅な」「魅力的な」といった意味のグラマラスとキャンピングを合わせた造語で、リゾート地でゆったりと快適に楽しむキャンプの新しいスタイルだ。バス、トイレ、冷暖房付きのコテージや専用の大型テントで宿泊し、バーベキューをしたり、レストラン並みの料理が提供されたりする。何も準備をしなくても、現地に行けばちょっとぜいたくなアウトドアが楽しめる仕組みだ。

 グランピングは、06年に千葉県いすみ市の山中にある自然環境共存型住居施設「中滝アートヴィレッジ」が、「キャンプ以上、ホテル未満の設備」(代表の藤本洋二さん)として始めたのが最初とされる。メジャーになったのは、15年10月、山梨県河口湖そばの「星のや富士」が開業して以降だ。30~40代の富裕層に注目され、各地で急増した。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい