西武・松坂大輔、楽天・田中将大、日本ハム・斎藤佑樹……甲子園優勝投手の現在地 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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西武・松坂大輔、楽天・田中将大、日本ハム・斎藤佑樹……甲子園優勝投手の現在地

梅宮昌宗週刊朝日
1998年夏の決勝、無安打無得点に抑えて春夏連覇を達成した横浜の松坂大輔(C)朝日新聞社

1998年夏の決勝、無安打無得点に抑えて春夏連覇を達成した横浜の松坂大輔(C)朝日新聞社

2005年夏の決勝、最後の打者を三振に仕留め、優勝を決めた駒大苫小牧の田中将大(C)朝日新聞社

2005年夏の決勝、最後の打者を三振に仕留め、優勝を決めた駒大苫小牧の田中将大(C)朝日新聞社

2006年夏の決勝、最後の打者・駒大苫小牧の田中将大を三振に打ち取り、ガッツポーズをする早稲田実の斎藤佑樹(C)朝日新聞社

2006年夏の決勝、最後の打者・駒大苫小牧の田中将大を三振に打ち取り、ガッツポーズをする早稲田実の斎藤佑樹(C)朝日新聞社

■07年春
田中健二朗 常葉菊川高(静岡)―横浜(現DeNA)
※208試合登板、11勝13敗1セーブ50ホールド、防御率3.86

■08年春
東浜巨 沖縄尚学高―亜大―ソフトバンク
※108試合登板、49勝25敗、防御率3.14

■09年春
今村猛 清峰高(長崎)―広島
※431試合登板、21勝30敗36セーブ115ホールド、防御率3.46

■09年夏
堂林翔太 中京大中京高(愛知)―広島
※668試合出場、打率2割4分5厘、45本塁打、195打点

■12年春・夏
藤浪晋太郎 大阪桐蔭高―阪神
※152試合登板、51勝46敗7ホールド、防御率3.32

■13年夏
高橋光成 前橋育英高(群馬)―西武
※81試合登板、32勝32敗、防御率4.12

■14年春
高橋奎二 龍谷大平安高(京都)―ヤクルト  
※33試合登板、6勝10敗、防御率4.95

■15年春
平沼翔太 敦賀気比高(福井)―日本ハム
※136試合出場、打率2割2分9厘、1本塁打、22打点

■15年夏
小笠原慎之介 東海大相模高(神奈川)―中日
※65試合登板、16勝24敗、防御率4.19

■16年夏
今井達也 作新学院高(栃木)―西武
※57試合登板、15勝18敗、防御率4.86

■17年夏
清水達也 花咲徳栄高(埼玉)―中日
※16試合登板、3勝3敗、防御率4.14

■18年春・夏
柿木蓮 大阪桐蔭高―日本ハム
※1軍登板なし

■19年春
石川昂弥 東邦高(愛知)―中日
※14試合出場、打率2割2分2厘、0本塁打、1打点

 注目されるのは8年ぶりに日本球界に復帰した楽天・田中。日米通算200勝まで23勝に迫っており、十分に達成可能な数字だ。「日本のエース」として平成に一時代を築いた西武・松坂は昨年1軍登板なしに終わり、今季は選手生命を賭けたシーズンになる。西武は甲子園優勝投手が3人いる。開幕投手を務める高橋光成、先発の軸にならなければいけない今井達也は、球界を代表する投手に飛躍できるか。

 完全復活を目指す阪神・藤浪晋太郎はオープン戦から快投を続けている。高卒1年目から3年連続2桁勝利と力はあるだけに、もう一度マウンドで輝く姿を見たい。ヤクルト・高橋奎二は左のエースとして期待されたが、昨年は1勝のみ。AKB48の元メンバーで歌手の板野友美と結婚し、生涯の伴侶を得た今季は先発ローテーション入りを狙う。

 甲子園優勝投手の中でも注目度が高いのは日本ハム・斎藤佑樹。新人の11年に挙げた6勝(6敗)が自己最多で、18年以降は3年連続未勝利と苦しんでいる。右ひじの内側側副靱帯(じんたい)断裂が判明し、保存療法から1軍のマウンドを目指す。

 正田樹、近藤一樹はベテランになった現在も独立リーグでプレーする。「甲子園優勝投手」たちの置かれた立場は様々だが、必要とされる場所で腕を振り続ける。(梅宮昌宗)

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