死去した竹内結子さん(C)朝日新聞社
死去した竹内結子さん(C)朝日新聞社
竹内結子さんの自宅マンション前に集まっている報道陣(撮影/上田耕司)
竹内結子さんの自宅マンション前に集まっている報道陣(撮影/上田耕司)
週刊朝日の表紙を飾った竹内結子さん
週刊朝日の表紙を飾った竹内結子さん

 女優の竹内結子さんが死去した。享年40歳。東京都渋谷区の自宅の寝室で9月27日未明、首を吊った状態で発見された。第一発見者は、夫で俳優の中林大樹さん(35)。消防署員らが現場に駆け付け、病院へ救急搬送されたが、死亡が確認されたという。自殺とみられるが、遺書はなかった。

【写真】2001年12月に週刊朝日の表紙を飾ったショートカットの竹内結子さん

 芸能関係者はこう話す。

「自殺と聞き信じられない。数ヶ月前に会ったが、子供がうまれ、子育てに忙しくてと、ホントにママさんしているなという感じで、幸せそうだったのに……。産後、気が塞いでいるようには見えなかった」
 
 最新の出演映画は7月公開の「コンフィデンスマンJP プリンセス編」で、7月に亡くなった三浦春馬さんとも共演していた。映画関係者もこう話す。

「竹内さんは三浦春馬さんとも親しかったようだ。その死がショックで影響を受けたのかもしれない」 

 竹内さんは2005年に歌舞伎俳優の中村獅童さん(48)と結婚。同年に長男を出産するも08年に離婚した。その後、昨年2月に中林さんと再婚。今年1月下旬に都内の病院で第2子男児を出産した。

 1980年4月1日、埼玉県生まれ。中学卒業後に東京・原宿でスカウトされ芸能界入りした。96年、フジテレビ系ドラマ「新・木曜の怪談Cyborg」でデビューした。99年にはNHK連続テレビ小説「あすか」でヒロインに抜てきされ、人気を博した。

 03年に映画「黄泉がえり」、05年映画「いま、会いにゆきます」などで日本アカデミー賞優秀主演女優賞を3年連続で受賞した。10年にはスペシャルドラマ「ストロベリーナイト」で刑事役に初挑戦した。CMなどでも人気で食品や医薬品、化粧品の分野で数多く出演していた。(本誌取材班)

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