こんにちは。編集部の岩本です。

 最近、ハンディ顕微鏡なるものを買いました。手のひらサイズなので気軽に持ち運べて、気になる観察対象を見つけたらすぐに見ることができます。しかも、接眼レンズにスマホのカメラレンズを合わせれば、撮影もできちゃうんです!


 葉っぱの葉脈、花びらの筋、冬には雪の結晶などを見てみたいなと思ってハンディ顕微鏡を入手したのですが、身近にあるものもこれで覗いてみると、肉眼とはまったく違う意外な姿を見ることができます。

 例えば、我らが「AERA with Kids」本誌のページを覗いてみると……

「AERA with Kids 2025春号」の巻頭特集「子どもが成長する『ほめ方』『叱り方』」のページを顕微鏡でズームイン!

 印刷物は、いわゆるCMYK、シアン(青)、マゼンタ(赤)、イエロー(黄)、ブラック(黒)の4色刷りが基本なのですが、ひとつの色のように見えていた部分もミクロなレベルでは複数の色のドットで構成されていることがわかります!

 とりあえず、気が向いたらなんでもかんでもハンディ顕微鏡を通して見る日々です。

手の甲の皮膚はまだきれいなキメがありました(ほっ)

 今のところ、いちばん感動したのが、お札でした!

 千円札の表の「1000」の数字部分がこんなに美しかったとはびっくり。まるで北欧風のテキスタイルデザインのようじゃないですか⁉

 そんな新たな発見もある顕微鏡ライフ、なかなか楽しいのでおすすめです! ちょっと早いですが、夏休みの自由研究のネタ探しに一役買ってくれるかもしれません。

(編集部・岩本恵美)

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AERA with Kids+編集部
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