暴飲暴食で体がだるい人へ 今こそ「プチ断食」のすすめ (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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暴飲暴食で体がだるい人へ 今こそ「プチ断食」のすすめ

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岩下明日香週刊朝日#ダイエット#ヘルス
「Harriet Ginza」の総院長・関口賢氏(左)、「あおき内科さいたま糖尿病クリニック」の青木厚院長(写真=本人提供)

「Harriet Ginza」の総院長・関口賢氏(左)、「あおき内科さいたま糖尿病クリニック」の青木厚院長(写真=本人提供)

食欲を抑えるツボ「労宮」

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青木式「16時間断食」(上)/関口式「月曜断食」1週間のスケジュール (週刊朝日2020年1月17日号より)

青木式「16時間断食」(上)/関口式「月曜断食」1週間のスケジュール (週刊朝日2020年1月17日号より)

 オートファジーはあらゆる生物に共通する生命現象で、老化やがんの原因になる活性酸素を発生させる古いミトコンドリアなどを「掃除」し、新たに作り替える。これを利用して断食することで体重が減るだけでなく、がんや心筋梗塞、脳梗塞など様々な合併症を引き起こす糖尿病の予防と改善につながる。さらに、糖尿病は、アルツハイマー型認知症にかかるリスクが約2倍も高いことが研究で明らかにされており、空腹時間を設けることで改善された症例もあるという。

「人類が誕生してから約440万年、人は飢餓と闘ってきました。日本で現在のように好きなものを好きなだけ食べられる環境になったのはここ数十年のことです」
 つまり、飽食時代は異常な状態と言っても過言ではなく、人の体は常に飢餓に適応できるようになっているという。

 ただ、空腹にあらがえないのも人間だ。食べ物が頭から離れなくなったら、血糖値の急上昇を抑えつつ、少量でも満腹感を得やすいナッツを食べたい。

「ナッツを毎日食べる人は、全く食べない人と比較して、20%も死亡率が低いという研究結果があります。良質なたんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが豊富。抗がん作用や抗酸化作用もあります」

 ナッツの種類によって効果の有意差は出ていないから、どのナッツでも良い。

『月曜断食』(文藝春秋)の著者で、鍼灸(しんきゅう)と断食を合わせた治療をする「Harriet Ginza」(東京都中央区)の総院長・関口賢氏は、1週間を「断食日→良食日→美食日」のサイクル(下記)で生活することを勧める。断食は週1回だけなので、取り組みやすそうだ。

■関口式「月曜断食」1週間のスケジュール
断食日   月曜/朝、昼、晩:水を1.5~2リットル飲んで過ごす
良食日   火曜・水曜・木曜・金曜/朝:ヨーグルトと旬の果物 昼:おかずのみ 晩:野菜スープ、サラダ、蒸し野菜などの野菜料理(アルコールもOK)   
美食日 土曜、日曜/朝:好きなもの 昼、晩:好きなもの(アルコールもOK)を早い時間に取って、夜12時までに就寝

※『月曜断食』を参考に作成

 関口氏によると、「断食日」の月曜は、水を1.5~2リットル飲んで過ごす。

「体が冷えて基礎代謝が低下する冬は、白湯がお勧め。また、普段から糖質過多な食事をしている人は、低血糖でふらつきが生じる可能性があります。そんな時は、スポーツドリンクを2口分だけ、かむように飲んでください」


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