がんが「転移」するということは、ある臓器にできたがんから、がん細胞が血流に乗って移動し、別の臓器や骨などにがんができるということだ。病期でいうと「ステージ4」に該当する。通常は、根治を目的とした治療ができなくなり、医師からは「薬物療法(抗がん剤)」をすすめられることになる。本記事は、週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2024』の特集「ステージ4 抗がん剤はやりたくない」を、前編・後編に分けてお届けする。後編では、治療をどのように選べばいいか、治療をする・しないの選択、また患者からよく寄せられる疑問に、専門家が答える。
「抗がん剤をやめたいが、主治医に言いづらい」 根治困難な「がんステージ4」 治療するかの選択は?
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