がんが転移したときの患者の選択肢は? 医師「抗がん剤を受けない患者さん1割くらいはいる」 「ステージ4」は、がんが離れた臓器や骨などに転移した状態で、通常、根治を目的とした治療ができなくなる。「がんを治す」という希望を失った患者は、医師から勧められる薬物療法(抗がん剤)に戸惑うことが少なくない。本記事は、週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2024』の特集「ステージ4 抗がん剤はやりたくない」から、前編・後編に分けてお届けする。前編では、がんの転移を告げられた患者のリアルな悩みと、治療選択肢について取り上げる。 いい病院抗がん剤転移 3/7
がんステージ4抗がん剤を止めてもいい? 医師「プラスよりマイナスが大きいと感じるなら中止も」 がんの進行度で最も進んだ状態を示す「ステージ4」。固形がんでは、がんが転移していることを指す。がんが進行し、他の臓器などに遠隔転移すると、治療方針が変わってくる。がんそのものに対する治療は、抗がん剤などによる薬物療法が中心になるが、医師は「治療の目標を明確にすること」の重要性を訴える。 がんステージ4病気病院転移 11/18
がんステージ4はなぜ根治が難しいのか? 遠隔転移は体中にまかれたがんの「種」が芽を生やした状態 がんの進行度で最も進んだ状態を示す「ステージ4」。固形がんでは、がんが転移していることを指す。転移はなぜ起こるのか、転移とどう向き合っていくべきなのだろうか。専門医を取材した。 がんステージ4病気病院転移 11/16