恩地日出夫「市原悦子さんへ あなたは『どうせ私は不美人』と笑った」【別れの言葉2019】 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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恩地日出夫「市原悦子さんへ あなたは『どうせ私は不美人』と笑った」【別れの言葉2019】

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週刊朝日#お悔やみ
恩地日出夫さん (c)朝日新聞社

恩地日出夫さん (c)朝日新聞社

市原悦子さん (c)朝日新聞社

市原悦子さん (c)朝日新聞社

 特に新人の役者を主役で使いたいと思った時に、いつも相手役に市原さんがいてくれました。おかげでなんとかなりました。例えば泉谷しげるってやつが「吉展ちゃん事件」で初めて芝居をしたんですけど、その時も相手に市原さんが決まってなければ彼を使う勇気はなかったと思います。最近では「蕨野行」で清水美那という本当にまったくの素人を主役にするにあたって、やっぱり相手に市原さんがいてくれたからできたと思います。

 いつも、悦ちゃんがなんとかしてくれるだろう、そういった甘ったれた気持ちで仕事をしてこられた。

 ずいぶん長い間だったけど、ドキュメンタリーのキャスターっていうのかな、ナレーションを読んだり、自分で歩いたりして、「名作のふるさと」というのを何本かやりました。そうかと思うとテレビドラマもやったし、映画もやったし、本当に長い間付き合ってくれて、ありがとうございました。

 こうやって、明るく笑ってる写真を見てると、もう二度と一緒に仕事はできないのかなぁと思いますが、これもやっぱりお互い人生だと思います。

 長い間、ありがとうございました。

週刊朝日  2019年12月27日号


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