宇野昌磨、GPシリーズ8位 不調な演技後の涙のワケ (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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宇野昌磨、GPシリーズ8位 不調な演技後の涙のワケ

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フランス杯から一夜明け、取材に応じる宇野昌磨 (c)朝日新聞社

フランス杯から一夜明け、取材に応じる宇野昌磨 (c)朝日新聞社

 現地で宇野のコメント取材をしたノンフィクションライターの田村明子さんも、コーチの必要性を宇野は自覚できたのでは、と語る。

「技術的なアドバイスの必要性よりも精神的な面での必要性を強調していました。その人とともに戦いたい、という気持ちになれる人物を探したいそうです」

 ただ、宇野の気持ちはあくまで前向きだ、と田村さんは言う。

「ジャンプの失敗はあったものの、『最初から最後までどれだけミスしても、最後まであきらめずに思いっきりいけた』と、すがすがしい表情を見せていました。それは決して強がりではないようで、最後まで全力でやりきった、という思いはあったのでしょう」

 キス・アンド・クライで見せた涙のワケについて、こう語ったという。

「演技に対する悔しさというよりも、不調な演技だったにもかかわらず大歓声が送られたことへのうれしさからで、言葉では表現できない涙だったそうです」(田村さん)

 ロシア杯まで、ステファン・ランビエル・コーチのもと練習に取り組むという。失敗を引きずらず、気持ちは前向きの状態にあり、一転して好結果を残す可能性もある。本来の演技同様、“復活劇”でも華麗なる展開に持ち込めるか。

週刊朝日  2019年11月22日号


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