引退会見をした純烈の友井雄亮(撮影・上田耕司)
引退会見をした純烈の友井雄亮(撮影・上田耕司)
深々と謝罪した純烈の友井雄亮(撮影・上田耕司)
深々と謝罪した純烈の友井雄亮(撮影・上田耕司)

 2018年末のNHK紅白歌合戦に初出場した5人組グループ「純烈」。
 しかし、週刊文春(1月17日号)で複数の女性とのDVトラブルを報じられたメンバーの友井雄亮(38)が11日に会見し、体が床に直角になるくらい、深々と頭を下げた。友井は文春報道を認め、「純烈を脱退し、芸能界を引退します」と涙を流した。

 メンバー5人が全員揃った会見ではなく、友井1人ぼっちの会見だった。
 友井は疑惑の持ち上がったA子さんへのDVに関しては「もともと怒りっぽい性格なんですけど、そこに抑える自分の強さがなかったんだと思います」と認めた。

 本誌が会見でどんなDVだったのか問いかけると、「殴ったり、蹴ったり、相手を思いやる気持がなかった。また傷を痛めて、ひょっとしたら入院したということになったのかもわかりません」などと、抑えられないかったDVへの衝動を語った。

「A子さんに関しても、B子さんに関しても、やっぱり、これから先もなんですけれども、負わしてしまった傷だったり、精神的なものだったりということは一生終わらないことだと思ってます」と反省した。

また、同棲していたB子さんの貯金3000万円を使い込み、うち半分以上は競馬に使っていたという。
「1日に30万円すった日もありました」と、負けを取り返そうとしてさらに泥沼にハマったことを明かした。

以下は友井と記者団の一問一答。

***

「これまで、傷つけてしまった女性の方々、及びご家族の方に深くお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。本日、お忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。今回の週刊誌に書かれている女性のトラブルは事実でございます。これまで、純烈として一生懸命、がんばってきたメンバーの方と、事務所の方々、ぼくらと一緒に純烈を支えてくださったファンの皆様にこんな形で、信頼を裏切ってしまった行動をしてしまい、大変申し訳ございませんでした。これまでの自分の生き方や考え方。どこかでズルかった自分、甘さが今回の結果を招いてしまったんだと、今、痛感しております。本日は正直にすべて話し、もう2度とこんな過ちを犯さないように、償いながら、生きていきたいと思っております。どうぞ、よろしくお願いします」

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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引退を決意した理由は?