室井佑月「目撃者のその後」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月「目撃者のその後」

連載「しがみつく女」

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室井佑月氏がマスコミ業界にいる人間として「絶対に譲れない」こととは? (※写真はイメージ)

室井佑月氏がマスコミ業界にいる人間として「絶対に譲れない」こととは? (※写真はイメージ)

 作家・室井佑月氏は、「共謀罪」法案の強行採決に苦言を呈す。

*  *  * 
〈日本の民主主義が殺された。殺人犯は自民、公明、維新だ。委員会の委員長が野党で、審議引き延ばしを画した場合のみ許される禁じ手・中間報告を与党公明の委員長の下で行うとは。憲法無視そのものだ。公明は死んだ。悲観するな。都議選でゾンビ公明を壊滅させる純な心が残っていれば蘇えれるよ〉

 これは元衆院議員で、公明党の副委員長などを歴任した二見伸明さんが6月15日にTwitterに上げた言葉である。

 二見さんは公明党の議員であったから、現在の公明党に対して厳しい。

 わかるよ。テレビで最近の読売新聞批判をしたら(たぶん、そこはカットされるだろうけど)、その場にいた人々にたしなめられた。が、誰にどうたしなめられても、構わなかった。マスコミ業界の末端にいる人間として、そこは絶対に譲れないところであったから。

 あたしが学生だった頃、文系の頭脳優秀な者が大手の新聞記者を目指した。優秀でもなんでもなかったあたしにとって、彼らは憧れの人たちだった。

 だった、と書くのは、今は違うからだ。権力の監視役である正義のマスコミが、正義を忘れ、権力の下請け機関になっていることが、どうしても許せない。

 ま、あたしの話はどうでもいい。二見さんはTwitterで、つづける。

〈公明は完全にいかれている。与党委員長の下での中間報告・本会議採決というやり方は徹底的に議論する議会政治の原理を否定するもので、典型的なファッショそのもの。平和と福祉の公明は薄汚れた乞食のような右翼に変身してしまった〉


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