アスリートフードマイスター資格を持つ里田(右)とともに、今年は自身でも料理をする田中。愛息のためにますます腕をあげるか? (c)朝日新聞社
アスリートフードマイスター資格を持つ里田(右)とともに、今年は自身でも料理をする田中。愛息のためにますます腕をあげるか? (c)朝日新聞社

「うるっときた」

 待望の第1子(長男)が2月15日に誕生したヤンキース田中将大投手(27)はこう振り返った。キャンプ地の米国フロリダ州から病院と自宅のあるニューヨークへ急きょ戻り、妻でタレントの里田まい(31)の出産に立ち会ったのだ。

 出産後、里田は「夫がそばにいてくれるだけで力がみなぎってきた」とブログでつづったが、その1千万円超えともいわれる「セレブ出産」が注目されている。

 出産場所として選んだのは、ニューヨークの「ベスト・ホスピタル」としても名高い、コロンビア大学付属NYプレスビテリアン病院だ。同病院で5年前に出産した経験のある日本人女性は言う。

「アメリカでは、LDRと呼ばれる陣痛、分娩、回復室がセットになった部屋が一般的です。間接照明のホテルのような雰囲気で、ゆうに20人は入れそうな広さ。広いバスルームに付添人用のベッドやソファ、テレビ、DVDプレーヤー、そして陣痛に耐えるためにお気に入りの音楽を持ち込むことのできるオーディオまで完備されていて、至れり尽くせりでした」

 だが、里田もブログで「びっくり続き」というように、産後は日米の違いが歴然だったという。

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