「2位じゃダメ」と“絶頂”羽生結弦 “下り坂”浅田真央のカムバックは? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「2位じゃダメ」と“絶頂”羽生結弦 “下り坂”浅田真央のカムバックは?

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明暗分かれた羽生と浅田だが、注目度は両者ともトップをキープ (c)朝日新聞社

明暗分かれた羽生と浅田だが、注目度は両者ともトップをキープ (c)朝日新聞社

「観覧席がないから親も入れない。氷と鏡とコーチだけの環境で、トレーニングに集中できます。彼はそこで『オリンピックチャンピオンだけど、他が失敗したから取れた金メダルだよね』と言われ続けたはず。そのくらい目の肥えた人たちがいるんです」

 当地で羽生は、ハビエル・フェルナンデス、ナム・グエンらトップ選手と共に練習する。コーチであるブライアン・オーサーとの相性も良さそうだ。

「オーサーは、いつも世界2位で終わった選手です。きっと『2位で満足しちゃダメだ。1位になるための準備をしないと』と指導しているでしょう」(渡部氏)

 羽生がどこまで己に磨きをかけるか見物だが、対照的に胃腸炎に見舞われた浅田真央は最下位に沈んだ。

 ある関係者は言う。

「女子選手のピークは短い。もう体がついていかないのでしょう」

 が、前出の佐野氏は限界説をこう否定した。

「フィギュア選手は、人生を演じます。昨日まで生きてきた全てが演技に出る。浅田さんは1年間休養し、自分が最も愛するものが何かを自問自答して戻ってきた。トリプルアクセルも、トリプルルッツもいいし、まだ復帰のプロセスですよ」

 チャンピオン羽生、挑戦者となった浅田、2人は16年、リンクで何を見せるか。

(本誌取材班=上田耕司、亀井洋志、小泉耕平、永井貴子、長倉克枝、永野原梨香、鳴澤大、西岡千史、秦正理、林壮一、牧野めぐみ、松岡かすみ、山内リカ/今西憲之、菅野朋子、岸本貞司、桐島瞬、柳川悠二)

週刊朝日 2016年1月1‐8日号


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