男性更年期障害はホルモン低下なくても起きる「頻尿で会議に集中できない」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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男性更年期障害はホルモン低下なくても起きる「頻尿で会議に集中できない」

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週刊朝日#健康
会議に集中できない?(※イメージ)

会議に集中できない?(※イメージ)

 女性によく聞く更年期障害。しかし、男性でもストレスなどがもとになり30代で「男性更年期障害」が発症することもある。男性ホルモン・テストステロンの減少が原因となることから、主にホルモン補充療法や漢方による治療がおこなわれる。男性の健康に着目したメンズヘルス外来を設置する病院も増えてきている。

 東京都に住む会社員の田島耕平さん(仮名・56歳)は、約1年前に転勤で地方から引っ越してきた。より責任ある役職にもなり、慣れない職場で日々プレッシャーを感じていた。異動後数カ月経つと頻尿やED(性機能障害)に悩まされるようになった。トイレに行くことで頭がいっぱいで、会議にも集中できない。そこで会社近くにある府中あおばクリニックを受診した。同クリニック院長の張民浩(ちょうたみひろ)医師は泌尿器科を専門とし、西洋医学と漢方を併用した治療をおこなっている。田島さんを診た張医師は、まず頻尿とEDに対して薬を処方した。しかしEDは改善したが、頻尿はなかなかよくならない。そこで張医師がよく話を聞いてみると、田島さんはイライラやほてり、のぼせ、発汗、動悸といった女性の更年期障害のような症状にも悩まされていることがわかった。血液検査ではテストステロン値はそれほど低下していなかったが、症状から男性更年期障害と診断した。田島さんは「男性にも更年期障害があるんですか?」と驚いたが、張医師は「男性更年期障害は誰でも起こりうること。これまで頑張ってきたからだをメンテナンスする時期だと思って、漢方でじっくり治していきましょう」と説明した。

 漢方は症状を引き起こしている根本的な原因を治療するため、症状が複数あっても1種類の漢方薬で治ることがある。更年期障害はさまざまな症状を訴えることが特徴なので、漢方治療が有効なことが少なくない。


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